音楽と言うお稽古事・練習について①

子どもさんのお稽古事

子どもさんご自身の希望で始められたり、お友達や周りの方の影響、又親御さんの思いが子どもさんのお稽古へと繋がる場合もあります

習う人・弾く人はあくまでも生徒さんご本人なので、生徒さんのご意志は尊重しなくてはなりませんが、生徒さんがお子さまの場合、有る程度親御さんの手綱引きの様な“サポート”を必要とします

特に音楽レッスンは、生徒さんが“練習は楽しむ為の努力”と理解出来るまでは、講師の指導力以外にも親御さんのサポートが非常に重要です

つまり“練習の定着・軌道に乗せるサポート”です

子どもさんによっては“練習の意味”が理解出来、それを練習と言う実際の形に行動として表せる子どもさんもいらっしゃいますし、難しい方もいらっしゃいます

お外遊びもゲームもしたいし、テレビも見たい(*^^*)

子どもさんで有れば遊びと言う誘惑に流されていく事は有る意味当たり前ですし、遊んで良いんです!


でも練習無しで楽器演奏は出来ませんし、楽しめません


音楽を楽しむと言う事は、練習を頑張っていく中で感じて、頑張った向こう側に大きく大きく存在します!

弾けた!出来た‼︎楽しい‼︎‼︎

それは練習を重ねたから、この曲があなたの物になったから楽しいんだよ~♪


週に1度のレッスンは大事ですが、1番大事な事は、レッスン迄の時間(日数)をどんな風に過ごしてきたか、つまりお家練習の在り方が重要なのです

お家練習ゼロで、週1レッスンだけでパーフェクトな演奏が出来るならば、その人は天才です(*^^*)

そうでは無いから、みんな練習と言う努力をして、その中で楽しさを見つけます

練習しないと楽しくない、だからもっと練習から遠ざかってしまうのです



話は変わりますが、学校に通うだけで成績は上がるのでしょうか?

授業を聞き、宿題をし、時には自習もし、その積み重ねで理解が深まり、理解が喜びに変わり、成績が上がると思うのです

積み重ねが流れを生むんです

そこで、子どもさんも親御さんも確認して頂きたい事があります

丸々とは言わずとも、“子どもさんの練習時間に親御さんは付き添った方が良いか?”と言う事です

部分的であっても練習の定着迄は、親御さんは子どもさんの練習に付き添う方がベストだと思います



楽しさを見つけるまで、練習をしているかな?

毎日の練習が難しかったら、曜日のルールを決めてみない?

練習は回数?時間を決める?それとも出来る迄にする⁇

今日練習で頑張った所は、お母さんに聴いてもらっているかな?

練習している時、TVは消しているかな?


親御さん、子どもさんと沢山お話をして練習に対する“お家ルール”を作って下さいね♪

そして子どもさんが“練習出来る環境作り・気持ち作り”をサポートしてあげて下さいね♪